有症状の方の新型コロナウィルスの抗原検査を伴う診療について
当院では原則として、何らかの症状がある方には、新型コロナウィルスの抗原定性検査を行った後でないと、診察を行いません。
すなわち、
1)電話して予約を取る。
2)保険証の写真を送る。
3)予約時刻にインターホンを押す。
4)保険証を提示して検査を受ける。
5)結果が陽性の方は、説明書を受け取り、必要なら薬の処方を受ける。
6)結果が陰性の方は、必要または御希望の場合に、さらなる診療に進む。
という流れになります。
また、コロナ陽性者の療養中の電話相談や薬の処方、後遺症の診療などは、すべて当院で検査を受けられた方に限らせていただきます。
1.予約方法
何らかの症状がある方で新型コロナウィルスの抗原検査を受けられる方は、
検査を受けたい当日、
お手元に保険証を用意して、
080-7949-5791
にお電話下さい。
受付が電話に応対できる時間は、次のとおりです。
午前: 平日 9時~12時
土曜・日曜・祝日 9時~11時30分
午後: 月~金曜日 14時30分~18時
土・日・祝 13時~16時
最短の時刻で検査予約を取りますが、ご希望があれば承ります。
既に入っているご予約の方に鉢合わせしないように致しますので、
午前中にお電話いただいても、検査は午後になってしまう場合もございます。
なお、夕方などに発症された方は、翌日の検査の予約をお受けできますから、
受付が対応できる時間帯にお電話ください。
2.来院までに
予約がとれましたら、
保険証のお写真を、予約時刻が決まり次第、速やかにお送りください。
こども医療証や70歳以上の方で負担割合(2割または3割)の記載のある書面(高齢受給者証)等の健康保険の自己負担の割合・金額の記載がある書面をお持ちの方は、写真で送ってください。
また、毎日飲んでいる薬がある方は、おくすり手帳も写真に撮ってお送りください。処方箋を発行する際に必要となります。
薬で副作用が出たことがある方は、何の薬かを教えてください。
マイナンバーカードをマイナポータルサイトで健康保険証として登録されてらっしゃる方は、
https://kdg.onshikaku.org/visit-care/index.html?req_type=2&mi_code=781a7f1db39f83345aa004291758b0eb080947be
で健康保険の資格情報をセキュリティーの高い方法で当院に送信できます。しかも、マイナンバーカードや保険証を診察時にお持ちいただく必要はありません。
SMSで送られる方は、iPhoneをお使いの方なら写真をお受け取りできます。
080-4779-9264に予約が取れてからお送りください。
予約がを取れる前にお送りになっても、怪しいメールとして見られることなく削除されます。
電子メールで送られるかたは、件名にお名前を記載していただき、
お持ちの保険証のお写真を添付してお送りください。
メールの送り先は
MTCreceptionA@gmail.com
です。予約が取れる前に送られてきたメールや、予約と関係ないメールは、読まれることなく破棄されます。
どうしても保険証のお写真を送れない方は、ご予約のお電話で保険証に書いてある情報を読み上げていただきます。
保険証の原本がない方は自費になりますが、来院時に10,000円をお預かりします。オンライン資格確認で保険証が有効でないと出た方も、自費の扱いになります。
3.お持ちになるもの
1.保険証
2.携帯電話
3.現金(日本円)
来院時に、保険証をご提示いただきます。ご提示いただけないとと自費扱いになりますので、お忘れないようにしてください。
携帯電話がなくても検査は出来ますが、お持ちの時よりもはるかに時間がかかります。特に、コロナが陽性と出た場合、薬局でもお時間がかかります。
診察代は、現金(日本円)でのみお受けしております。クレジットカード等はお使いになれません。
4.検査の受け方
ご予約の時刻になりましたら、当院正面玄関のインターホンを押してください。
検査は院外の通路で行いますので、ご案内します。
検査終了後、結果が10分前後で出ますので、正面玄関前のバルコニー付近等でお待ちください。
5.診察代について
自己負担額が3割の方では、
コロナの検査だけで他の検査や薬の処方がない場合は2170円(保険点数722点)、
コロナとインフルエンザの検査を同時に受けられる方は2390円(保険点数797点)です。
薬の処方箋を発行すると、200円程(保険点数70点前後)が加算されます。
平日18時以降、土曜12時以降、日曜・祝日は150円(保険点数50点)が加算されます。
溶連菌などの検査を受けられると、その分の検査代が加算されます。例えば、溶連菌の場合は約360円(121点)加算されます。
現在、コロナの検査の後に、陰性の方に出来る迅速検査は次の通りです。これらは、のどの粘液を採取して行います。
1.溶連菌 2.アデノウィルス 3.マイコプラズマ
なお、インフルエンザとコロナが両方陰性と出た方で、翌日も発症から48時間である場合は、翌日にインフルエンザの検査のみ行うことができます。
お支払いは、コロナが陽性の方であっても、診察終了後に現金(日本円)でお支払いいただきます。クレジットカード等は扱っておりません。
コロナが陽性の方は、院外で対応しますが、お会計で対応していただくスタッフに話しかけないようにしていただき、会話はインターホンでお願いします。
当院は院外処方のため、処方箋を調剤薬局にお持ちになり、薬を受け取ることになります。コロナが陽性の方は薬局の中にも入れません。
検査時に保険証の原本をご提示いただけない方は、お預かり金10,000円を検査開始時にお支払いいただきます。
6.薬について
当院はすべて院外処方です。
飲んでらっしゃる薬のある方は、おくすり手帳などの現在使用中の薬が分かるページの写真をメールでお送りくださると当院及び調剤薬局で速く事が運びます。
コロナ検査が陽性と出た方には、解熱剤などの症状を和らげる薬のほか、新型コロナウィルス専用の内服薬(抗ウィルス薬)を処方可能です。使用目的と対象となる方が異なる2種類の抗新型コロナウィルス薬があります。
1)高齢の方や糖尿病などの基礎疾患のある方などの重症化するリスクが高い方には、重症化のリスクを減らすラゲブリオ(モルヌピラビル)<カプセル剤>。
2)普段使っている薬がなく、肝臓や腎臓が悪くない12歳以上の方には、症状を早く軽快させるゾコーバ(エンシトレルビル)<錠剤>。
妊婦さん(可能性のある方も含む)以外の陽性の方で、発症からラゲブリオは5日以内、ゾコーバは3日以内(早いほど良い)なら処方可能です。
3割負担の方でゾコーバは約15000円、ラゲブリオは約2万円のの自己負担がありますから、お使いになられるかどうか、あらかじめご検討いただけると助かります。
7.お願い
検査は院外で行っており、医療スタッフと完全に隔離された状態で行われます。したがって、
1)コロナが陰性と分かるまでは、外に出ているスタッフに話しかけないでください。
2)耳が聞こえない方・目が見えない方・会話や認知能力に障害がある方・日本語がnativeの日本人のレベルにない方は、危険ですからお受けできません。
3)未就学児や小学校低学年の子は、防護服を着た医師が外に出て検査を行いますが、保護者がしっかり固定してください。
4)鼻から綿棒を入れて鼻咽頭ぬぐい液を採取して検体とします。痛いからといって、のけぞったりすると正確な結果が出ませんので、我慢してください。
5)院内のトイレはお使いいただけません。