当院の高血圧症の診療について

 高血圧症は、生活習慣病の中でも最も頻度の高い病気で、日本では約4300万人が高血圧症と言われ、国民の3人に一人の割合になります。血圧が余程高くない限り自覚症状が出ませんが、放っておくと同意脈効果が進み、脳卒中や心筋梗塞などのリスクが上昇します。また、高血圧腎症と言って、血管の塊である腎臓も悪くなります。

 高血圧症の治療は、血圧を適正な状態に保つことに尽きますが、薬を使う場合も、食事の塩分を控えたり、運動をしっかり行わないと、薬の効果も減弱してしまいます。
また、家庭での血圧を毎日記録して、診察の際に見せてもらうことが非常に重要です。院内でも測りますが、診察時の血圧は「白衣高血圧」といって高く出やすいのと、月に一度の診察だけで降圧剤の調整は出来ないからです。

 血圧が記録できる血圧手帖を調剤薬局でもらうことも出来ますし、スマートホンをお持ちなら月の平均値を出してくれるような便利な機能付きのアプリも多数あります。
ここでは、武田薬品工業(株)様のアプリを紹介いたします。
らくらく血圧日記アプリ

食事療法や運動療法については、糖尿病だけでなく高血圧症・脂質異常症(高コレステロール血症など)にも共通です。武田薬品工業(株)様の物を列挙します。
自宅で出来る簡単エクササイズ
生活習慣病改善のための食事療法のポイント
美味しく健康レシピ集

また、日本高血圧学会が減塩レシピなどをYouTubeで紹介しています。


 高血圧症の方の大多数は、原因のない「本態性高血圧症」ですが、高血圧症の10%位の方に血圧をあげるホルモンなどが出すぎている「二次性高血圧症」の方がいらっしゃり、高血圧症の治療開始時や、降圧剤の効きが悪い場合などに、血液検査でホルモンの量を調べることで分かります。